弊社でのAI活用事例(音声解析)
- REVOLVER合同会社
- 4月24日
- 読了時間: 4分

商談の「記録・分析・提案」まで、AIがサポートする営業支援
営業支援を行うREVOLVER合同会社では、日々の商談をより正確に記録し、
質の高い提案につなげるために「AIによる音声解析」を導入しています。
お客様とのお打ち合わせ内容を録音し、AIでテキスト化・分析を行うことで、
提案の精度を高めるだけでなく、情報伝達の抜け漏れや属人化といった営業課題の解消にもつながっています。
本記事では、弊社で実際に行っている音声解析AIの活用方法とその効果についてご紹介します。
音声解析AIによる3つの支援ポイント

1. 商談内容のテキスト化
オンライン・対面を問わず、商談時に音声録音のご承諾をいただいたうえで、
AIが会話内容を自動で文字起こしし、誰が・いつ・何を話したかを正確に記録します。
その内容は議事録として活用でき、商談の振り返りや社内共有のベースとなります。
2. 商談全体の構造解析
AIは会話の中で登場するキーワードやトピックを解析し、
お客様の課題・ご要望
弊社からの提案内容
商談中の論点・関心度の高かったテーマ
などを可視化。チーム内での認識齟齬をなくし、適切な次アクションへつなげます。
3. 提案の最適化と精度向上
商談の音声を通じてAIが顧客のニーズや関心の動向を分析。
その情報をもとに、次回以降のご提案ではより的確な内容を提示することができ、
ヒアリング→提案→受注までのプロセス全体の品質を底上げします。
セキュリティへの取り組みについて

「商談音声をAIに入力する」と聞いて、セキュリティ面が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
REVOLVER合同会社では、お客様の大切な情報を安全に取り扱うための徹底したセキュリティ対策を講じています。
▼ 弊社が採用しているAIツールは、以下の国際基準を満たしています:
ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
SOC 2 Type II(サービス組織の内部統制報告)
HIPAA(米国医療情報保護法)
GDPR(EU一般データ保護規則)
APPI(日本の個人情報保護法)
CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)
▼ データの暗号化と保管体制:
通信時は TLS 1.2、保存時は AES-256 で暗号化
音声・テキスト・画像データはすべて暗号化して保管
日本国内の AWS(Amazon Web Services)データセンターにて安全に保管
▼ アクセス管理と監視体制:
アクセス権限は厳格に管理
IDS/IPS、WAF、ファイアウォール等による不正アクセス防止
リアルタイムでの監視と定期的なセキュリティ監査を実施
▼ 社内体制・運用ルール:
セキュリティ専門チームを社内に設置
社員に対する定期的なセキュリティ研修
新バージョン導入時には徹底した検証・テストを実施
経産省ガイドライン準拠のセキュリティチェックシートも提供可能(ご希望に応じて有償対応)
安心してご利用いただける体制を整えておりますので、セキュリティに不安をお持ちの企業様もご安心ください。
属人化しない営業体制を実現するために

営業現場でよくある課題として、
商談の記録が曖昧で内容が伝わっていない
担当者が変わると対応の質が下がる
社内共有が不十分で、引き継ぎやナレッジが属人的になる
といった状況が挙げられます。
弊社では、こうした課題を解決するためにAIを記録・分析のツールとして活用しています。
営業のプロセスを見える化することで、属人性を排除し、誰が見ても「再現可能な営業活動」を構築できるよう支援しています。
AIはあくまで“補助ツール”。判断するのは人間です。
AIの導入により、営業の効率化やデータドリブンな判断が可能になりますが、
最終的にお客様と向き合うのは「人間」であり、信頼関係を築くのも「人間」です。
REVOLVER合同会社では、AIを使いこなしながらも、人間の判断と責任を大切にした営業支援を行っています。
AIが得意とする記録・分析の領域をうまく補いながら、人間ならではの柔軟さとコミュニケーション力で成果を創出しています。
まとめ:AI × 人間の力で、透明性と成果を両立する営業支援を

私たちが目指しているのは、「属人化しない透明性のある営業体制」と「誰が担当しても成果につながる仕組み」です。
その実現のために、AIによる音声解析は非常に有効なアプローチの一つだと考えています。
営業は感覚や経験だけに頼る時代から、記録と分析に基づいた再現可能な仕組みづくりへと進化しています。
REVOLVER合同会社では、今後もAIを活用しながら、人の力で支える営業支援を追求していきます。
「営業の質を高めたい」「属人化を防ぎたい」「チームで成果を出す仕組みを整えたい」とお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
貴社の状況や課題に合わせた最適な営業支援の形をご提案させていただきます。