みなさんが豊かに感じるときはどんなときですか?
2025年12月11日

こんにちは。REVOLVER合同会社の浅岡です。
今日は、先日ふらっと出かけた登山と、その帰り道での出来事をきっかけに、
「自分にとっての豊かさって何だろう?」と改めて考えたことを書いてみたいと思います。
◻︎ 大菩薩嶺で出会った、富士山の絶景と静かな時間
以前のブログでは、神奈川県の塔ノ岳〜丹沢山を歩いたときのことを書きましたが、その後も変わらず登山は続いていて、先日は山梨県の大菩薩嶺・大菩薩峠に行ってきました。
大菩薩嶺は、稜線に出ると真正面に富士山がどーんと見える山です。
この日も天気に恵まれ、雲の上に浮かぶように富士山が姿を現してくれて、本当に最高の登山になりました。
歩いているあいだは、いつものように自分自身との“内省タイム”です。
・これからの仕事のこと
・今考えているプロジェクトのこと
・過去の自分の選択でよかったなと思うこと、少し反省していること
そんなことを、足を前に出しながらひとつずつ整理していきます。
自然の中で過ごす時間は、僕にとって「頭と心のメンテナンス」のようなものです。
◻︎ 山梨県上野原市・秋山の「ビストロ ラント」との出会い
この日の“豊かさのピーク”は、実は山頂ではなく下山後にやってきました。
帰りが少し遅くなり、「どこで晩ごはんを食べようかな」と思いながら、車の中でスマホを開いて検索していると、
山梨県上野原市秋山にある「ビストロ ラント」さんがヒットしました。
Googleマップの口コミ評価がとても高く、写真を見てみると、
ビーフシチューや前菜のプレート、デザートまで、とても丁寧につくられた洋食の数々。
「これは気になる…」と、ほぼ直感的に行ってみることを決めました。
上野原市の秋山エリアは、釣り場もあって自然豊かな場所です。
夜になると街灯も少なく、「本当にこの先にレストランあるのかな?」と思うくらいの暗さでしたが、
Googleマップを頼りに進んでいくと、ぽつんと明かりの灯った「ビストロ ラント」さんが現れました。
この“暗闇の中の一軒の灯り”というシチュエーションも含めて、すでにワクワクです。
◻︎ ビーフシチューとデザートが教えてくれた「豊かさ」
この日はビーフシチューのセットをいただき、その後にデザートも注文しました。
一口目から、「あ、これ好きなやつだ」とすぐにわかるような、丁寧で滋味深い味。
ほろほろと崩れるお肉、しっかりと煮込まれたソース、付け合わせの野菜の優しい甘さ。
派手さがあるわけではないのですが、「ちゃんと美味しいものをちゃんと作っています」というメッセージが、
すべての皿から伝わってくるような料理でした。
店内の雰囲気も、ほどよく落ち着いていて、肩肘張らずに過ごせる空気感。
お店全体から漂う、“いい意味での手作り感”と“きちんとしたプロフェッショナルさ”のバランスがとても心地よく、
食事をしながら心の底から「今日はいい一日だったな」と思えました。
登山で身体を使い、山の中で自分と向き合い、
帰り道に偶然見つけたお店で、美味しいごはんと居心地のいい時間に出会う。
こういう瞬間に、僕はとても強く「豊かだな」と感じます。
◻︎ 豊かさは「日常をちゃんと味わえているかどうか」
みなさんは、どんなときに「豊かだな」「幸せだな」と感じますか?
僕の場合、仕事をしていて大きな売上が立ったり、新しい案件を受注できたときはもちろん嬉しいです。
営業支援のプロとして、数字で評価いただけるのは素直にありがたいですし、やりがいも感じます。
ただ、それと同じくらい、
お客様から「ありがとう」と言っていただけたとき
プロジェクトがうまく回り始めて、チーム全体の表情が明るくなったとき
一緒に仕事をしている方の未来に、少しでも貢献できたと感じられたとき
こういった瞬間にも、大きな喜びと豊かさを感じます。
一方で、仕事以外の時間も、同じくらい大切です。
・好きな山に登ること
・旅先や帰り道で、美味しいごはんや素敵なお店に出会うこと
・ゆっくり眠ること、ちゃんと食べること
こうした「自分の体と心を整える時間」をきちんと取れているとき、
人生全体としての豊かさがじわっと広がっていく感覚があります。
◻︎ 時間と健康は、お金では買えない
よく言われることですが、時間と健康はお金では買えません。
どれだけ忙しくても、どれだけ仕事が順調でも、
自分の体を壊してしまっては元も子もないですし、心がすり減ってしまっては本末転倒です。
だからこそ、
自分が「豊かだ」と感じる時間をちゃんと確保すること
好きなことや趣味にきちんとエネルギーを注ぐこと
睡眠や食事といった基本的な部分をおろそかにしないこと
これらを、意識的に続けていきたいと思っています。
今、自分で事業をしていることも、その延長線上にあります。
限られた自分の時間と人生を、できる限り「自分が心から良いと思えること」「誰かの役に立てること」に使いたい。
そういう思いで、日々の営業支援に向き合っています。
これからも、さまざまな企業様・ご担当者様とご一緒しながら、
仕事の場面でも、プライベートでも、「豊かだな」と感じられる瞬間を増やしていけたらと思います。
そして、まだお会いしていない方々とも、いつかどこかでご一緒できる日を楽しみにしながら、
そのときに恥ずかしくない自分でいられるよう、日々を積み重ねていきたいです。
また次回も、“歩きながら考えていたこと”を綴っていきます。
REVOLVER合同会社
代表 浅岡俊光