環境にフィットする姿勢について
2025年11月20日

こんにちは。REVOLVER合同会社の浅岡です。
仕事をしていると、あらためて「人の印象というのは外側から内側へと少しずつ触れていくものだな」と感じる場面が多くあります。
見た目や雰囲気からはじまり、声のトーン、話し方、使う言葉。
その積み重ねのなかに、相手の“内側”が自然とにじんでくる。
これは、私が長く意識してきた感覚です。
■ 趣味の世界と仕事の世界、それぞれの“文化”の違いが面白い
私自身、音楽やファッション、カルチャーが好きで、昔からその界隈の人たちと接してきました。
バンドをやっていた頃の仲間、古着屋さんの店主、レコード好きの方々。
そういった領域には多種多様な個性があって、とても自由で心地良い雰囲気があります。
一方で、今は自分で事業をやっていることもあり、普段の生活では出会わない業界や職種の方々と接する機会が一気に増えました。
カルチャーとはまた違った“仕事の文化”があって、その違いを知ることがとても楽しいです。
時には驚くこともありますが、それもまた面白さの一つです。
趣味の世界と仕事の世界。
海と山。
街とオフィス。
そこに集う人たちは、やはり雰囲気や価値観が少しずつ違います。
その違いに触れながら、「それぞれの人が、それぞれの環境で育ってきたんだよな」と実感します。
■ 土壌の違う場所に入るとき、私が意識していること
いろんな場所に足を運ぶと、その場所ごとに“自然な空気感”というものが存在します。
海にいる人たちの雰囲気、山にいる人たちの雰囲気。
そこに流れる空気は明らかに違う。
同じように、業界によって、会社によって、役職によって、話し方・服装・使う言葉は変わります。
だから私は、その「土壌」にフィットする格好や雰囲気を意識して身にまとうようにしています。
もちろん、これは迎合という意味ではありません。
ただ、場所にそぐわない“異物”は排除されるというのも、人間の心理として自然なことだと思うからです。
身体が自分に合わない食事やウィルスを拒絶するように、
人や組織も“自分たちの文化とあまりに離れた存在”に警戒する。
だからこそ、私は状況を見て臨機応変に切り替えることを意識しています。
外側は環境に合わせつつ、内側はブレないように、声や話し方、選ぶ言葉の中で自分らしさを守る。
そこに気を配りながら、お客様と向き合っています。
■ 事業を通じて広がる世界
ありがたいことに、現在の事業ではさまざまな企業様とお会いする機会が増えています。
その都度、相手の業界知識や背景を理解したうえで話すことが必要になります。
時には普段読まない専門書を読み、
時にはこれまで入ったことのない業界のイベントに足を運び、
時には、お客様の社内文化を肌で感じ取るために現場を見せていただくこともあります。
自分で事業をやっていると、こうした体験が一気に増える。
そして、そのすべてが自分の血肉になっていく。
本当に幸せなことだと感じています。
■ いろんな場所に触れて、いろんな人と出会って
見た目から入り、声や言葉で内側へ触れていく。
この順番は、人と向き合ううえで避けられないものです。
だからこそ、私はこれからも
・その環境に合った雰囲気を纏うこと
・内側では誠実な姿勢を守ること
・相手の業界や文化を理解する努力を惜しまないこと
を大事にしていきます。
さまざまな現場で、さまざまな人に出会いながら、
これからも経験を積み重ね、自分自身を磨いていきたいと思います。
最近、朝のウォーキングも寒くなってきたので手袋が必須になりました。
手足つま先冷やさずに毎日積み重ねていきたいと思います。
また次回も、“歩きながら考えていたこと”を綴っていきます。
REVOLVER合同会社
代表 浅岡俊光