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読書体験が人生に与える影響について──私が、本のページから世界へ目を向けた話

2025年7月17日

読書体験が人生に与える影響について──私が、本のページから世界へ目を向けた話
読書体験が人生に与える影響について

──私が、本のページから世界へ目を向けた話

こんにちは。REVOLVER合同会社の浅岡です。

ふと、最近読書について考える時間がありました。自分の読書体験が、いかに今の自分に影響しているのか──そんなことを思い返していたら、自然と幼少期の記憶が蘇ってきました。


◻︎姉と兄の本棚から始まった私の読書体験

私は三人兄弟の末っ子として育ちました。兄とは9歳、姉とは6歳離れていて、兄に対してはどこか“親”のような感覚を持っていた記憶があります。よく注意されたり、叱られたりという思い出も強く残っています。

一方で、姉とはよく遊んでもらったという思い出もありますが、私が小学生になる頃には姉はすでに中学生、兄は高校生。それぞれの生活が忙しく、私は一人で遊ぶことが多かったのです。

そんな一人の時間に、私はよく家の中にあった兄や姉の本棚を眺め、そこに置かれていた本を手に取るようになりました。今振り返れば、それが私にとっての「最初の読書体験」だったように思います。

とりわけ記憶に残っているのが、『少年H』と『トム・ソーヤーの冒険』。どちらの本棚から取ったかは覚えていませんが、とくに『トム・ソーヤーの冒険』は、当時の私にとって非常に読みやすく、何よりワクワクする体験でした。


◻︎トム・ソーヤーが教えてくれた“冒険心”

幼少期の私は、どちらかといえば内向的な性格でした。一人遊びが好きで、外で大勢と遊ぶよりも静かに過ごすタイプだったと思います。

そんな私にとって、トム・ソーヤーの物語は別世界への入り口でした。小さな部屋の中でページをめくるたびに、川を下り、洞窟を探検し、冒険に出るトムたちの姿に胸を躍らせていました。

本を読むことによって、日常とは異なる世界と出会える感覚。その体験が、今の私の“人生への向き合い方”にまで影響していると感じています。


◻︎アンテナは、本を通じて外の世界へ

家庭の中で過ごす時間が多かった私は、自然と本に触れる機会が多くなり、読書を通して得た知識や物語から、自分の「興味のアンテナ」が少しずつ外の世界へと伸びていったように思います。

やがて中学生、高校生、そして社会人となった今も、小説や古典、実用書や思想書など幅広いジャンルの本に触れるようになり、それは仕事や人生にも大きな影響を与えてきました。

インターネットが普及した現代では、あらゆる情報に瞬時にアクセスできます。ですが、本から得られるものは、明らかにそれとは異なるものがあります。


◻︎読書は登山に似ている

私は登山が好きです。そして、本を読むこともまた登山に似ていると感じています。

インターネットは、いきなり山の頂上まで“ワープ”できるような感覚がある一方で、本は一歩一歩、道を踏みしめながら進むようなものです。

時間をかけてページをめくり、内容を味わいながら、少しずつ理解が深まっていく──そのプロセスの中に、「自分の中に染み込むような実感」があります。

すぐに結果が出るわけではない。でも、確実に自分の思考や感性に作用していく。その積み重ねが、自分の人生や仕事にもじんわりと影響を与えてくれていると感じています。


◻︎最近読んでいる本と、これからの読書

最近では、仕事に関連して「行動経済学」の本を読むことが増えました。人の意思決定や行動心理に関心があり、ビジネスの現場でも大いに役立つヒントが詰まっている分野です。

現在、私が手に取っているのは次の2冊です。


図解が豊富で、行動経済学のエッセンスを短時間で学べる良書です。



実際のビジネス事例を交えて紹介されており、面白く読みながら知識が深まっていきます。


ただ、すべての読書がすぐに仕事に直結するわけではありません。中には、時間をかけて自分の中で熟成されていくような本もあります。でも、それでいいと思っています。

今振り返ってみても、どの本も読んでよかったと思えるものばかり。だからこそ、これからも読書は続けていきたい。人生を豊かにしてくれる、大切な習慣として。


◻︎最後に:本がくれた「心の地図」

読書は、人生の中で道に迷いそうなときに、ふと開きたくなる“心の地図”のようなものだと思います。

子どものころの私にとって、本は外の世界へ踏み出す最初の一歩であり、今の私にとっては、自分の軸を確認するための静かな時間でもあります。

これからも、ページをめくるたびに出会える世界を楽しみに、日々の生活のなかで読書を続けていきたいと思います。

また次回も、“歩きながら考えていたこと”を綴っていきます。


REVOLVER合同会社

代表 浅岡俊光

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